刺繍 プレス プリント

駒刺繍 作業風景

駒刺繍(アップリケ刺繍)

刺繍針に通せない金糸などの太い糸を、下絵に沿って這わせて綴じ糸で留めて文様を表現する刺繍技法。
一般的には着物や帯の装飾など華麗で繊細な表現に用いられる事が多い技法ですが、弊社では太めの金糸を撚り合わせた「撚り金糸」を使用する事で厚みのある豪華な仕上がりも得意としています。

用途:一文字幕の校章、袖幕の文字、祭り衣装の装飾(けんたい、前掛けなど)
寸法:最小8cm〜10cm、最大1m以上(形状や材質による)

舞台幕に文字やマーク(校章)を施工する「アップリケ刺繍」も駒刺繍の技法のひとつです。

駒刺繍の技法

刺繍

マークや文字のベースとなる部材を下絵に沿って切り抜き、切り抜いた部材の周囲に金糸などを這わせて縫付けます。

金糸以外に、銀糸や各種カラー糸を使ってあらゆるデザインに対応いたします。

駒刺繍

駒刺繍の階層(舞台幕の場合)

一番下に別珍などの舞台幕本体の生地、その上にマーク(校章)や文字のベースとなる部材をカットしたもの、一番上に金糸などの装飾用の刺繍糸が重なります。

マークや文字のベース用の部材には様々な種類を適宜使用しています。

駒刺繍の金糸

金糸(撚り金糸)

芯糸に金ラメを巻き付けた金糸を2本撚り合わせた「撚り金糸」を使用します。図柄の形状や部位によって使用する金糸の太さを調節します。

金糸だけでなく、銀糸や各種カラー糸を使ってあらゆるデザインに対応いたします。

各種工法の説明

● 駒刺繍 長所:豪華で高級感がある。大きなサイズも対応可能。 短所:10cm以下の小さな文字などは施工できない。

● プレス 長所:豪華で高級感がある。小さなサイズも対応可能。 短所:40cm以上の大きなマークなどは施工できない。

● プリント 長所:薄手のカーテン生地にも施工可能。短納期。 短所:他の工法と比べると高級感が少ない。

駒刺繍

金駒刺繍

対応サイズ:最小8cm〜最大100cm

撚り金糸を専用の綴じ糸で縫付けた立体感のある豪華な刺繍です。舞台幕への校章や文字の施工のほか、けんたいや前掛けなどの祭り衣装の装飾にもよく用いられます。

金文字の圧着加工

プレス(圧着)

対応サイズ:最小4cm〜最大40cm

光沢のあるラメ台紙や、厚みのあるフロッキー台紙など様々な部材を高温でプレス(圧着)して生地に貼り付けます。部材は専用のカッティングマシンで切り抜くので、細かな文字などにも対応いたします。

別珍生地へのプリント

別珍生地へのプリント

対応サイズ:最小4cm〜最大100cm

版を使用して生地に印刷(プリント)します。薄手のカーテン生地にも施工可能。縫い目と重なる位置には施工できません。別珍のように毛足が長い生地だとインクがひび割れる事があります。

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